いつも通りピック(受け取り)に向かっていた途中、突然「事故渋滞」の通知が入りました。
車の列がまったく動かず、結局その配達は別のドライバーに割り当てられてしまいました。
少し悔しい気持ちもありましたが、配達をしているとこういうことはよくあるので、
「仕方ないな」と気持ちを切り替えようとしていました。
ところが、後からニュースで知ったのは、
80歳の女性が大型ダンプにひかれて亡くなったという痛ましい事故だったのです。
「もし自分が加害者になったら…」と考えてしまった
現場は通らずに済みましたが、その知らせを見た瞬間、胸が締めつけられました。
毎日運転をしている自分にとって、他人事ではありません。
「もし自分が加害者になってしまったら…」
そう考えると、ハンドルを握る手に自然と力が入りました。
配達員にとって一番大事なのは“スピード”ではなく“安全”
配達の仕事をしていると、どうしても時間との戦いになります。
1分でも早く、効率よく、たくさんの荷物を運びたい。
その気持ちは誰にでもあると思います。
でも、焦りは事故のもと。
たった一瞬の判断ミスが、取り返しのつかないことにつながる可能性があります。
改めて感じたのは、
「安全運転こそが配達員の一番の仕事」だということ。
お客様に荷物を届けることも大事ですが、
自分と周りの命を守ることが何より大切です。
渋滞の時間が教えてくれたこと
今回の渋滞は、配達を逃した悔しさよりも、
「自分が日々どんな気持ちで運転しているか」を見つめ直す時間になりました。
亡くなられた方のご冥福を心からお祈りします。
そして、これからも「安全第一」でハンドルを握っていこうと思います。
無事に帰ることが、一番の成果
どんなに多くの荷物を運んでも、事故を起こしてしまっては意味がありません。
今日も無事に帰ること。
それが何よりの成果であり、家族や仲間への約束です。
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- カテゴリ:仕事 / 配達 / 安全運転
- タグ:軽貨物ドライバー, 安全運転, 交通事故, 配達員の日常, 仕事の気づき
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